以前、母が喫茶店をやりたいと希望していたところ、某駅構内の飲食店のオーナーが、そのお店を手放すので買取り手を探しているという情報を聞き、母中心にしてそこで喫茶店をすることになりました。新たに店舗を探して手続を踏むより早く話が進み、楽しく開店準備を進めることができたことが印象的でした。でも、元々そのお店で使用されていた食器類は少々好みとは違っていたり、冷蔵庫のサイズも新しいお店で使うにはサイズが大きく感じられたので買い直しはありました。居抜きのお店を買取したことにより、母、妹、私と家族で一緒に仕事ができたのは良い経験となりました。家族で働くということはそんなに出来ることではないでしょうから、良かったです。これは、居抜き買取ならではのメリットでした。事情が変わり、もうそこで仕事をしてはおりませんが、またこのような機会があればいいなと思っています。

居抜き買取の長所と短所

レストランや食堂といった場所、ラーメン屋など居抜き買取で、店舗場所が変わらず違う業者のかたが入り、店名や店員さん・メニュー内容などが変わることがあります。居抜き買い取りとは、閉店する業者が利用していた店舗を新しく使いたい業者へ渡し、新しく使いたい業者はその店舗を買い取ることです。長所・短所として、新規開店したい希望者に対し店舗を渡すことができ、解体せずに済むため解体費用が発生しないところです。また、閉店する際、食事するためのテーブル・イスや店内の設備はそのまま使ってもらい、片付ける手間が省けることです。新規開店する初期費用が、減らせます。店舗を買い取りますから、初期費用がかかります。それと、使用されていた店の評判や場所により、売り上げにも影響が出る場合があります。自分の条件や希望内に入るようであれば、お互い話し合い店舗の売買・受け渡しが済ませられます。店舗場所が変わらず業者が変わる居抜き買い取りは良し悪しを考え上手く利用する方がいるようです。

居抜き物件として道具を買取してもらうことで

お店を運営していて、何らかの理由によりお店を閉店させなくてはならなくなった場合には、すぐお店の閉店作業や手続きなどをしなければ無駄なお金がかかってしまうこともあるため、閉店が決まるとすぐに作業に取り組まなくてはなりません。閉店をするためには、お店にある道具やインテリアなどを撤去したり、賃貸であれば元に戻さなくてはならなかったりとする場合もあるため、出来る限りお金がかからないようにと居抜き物件として次のオーナーを探すといった方も多くいます。居抜き物件として次のオーナーをさがすためには、お店にある道具やインテリアなどを新しいオーナーに買取をおこなってもらうことにより、撤去にかかる費用を抑えることができたり、買い取ってもらうことにより買い取り金額をてにすることが出来るというメリットがあるため、閉店をする場合には、そのままの状態での譲渡という方法もあります。

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